澤口俊之「わがままな脳」

(筑摩書房)★★★

  ホンマでっかTVなどで活躍している澤口さんの本です。

  TVと違って、かなり真面目に脳のメカニズムに関していろいろなことが書かれています。

  その中で私が興味をもったのは言語の習得についてです。「言語的知性、絵画的知性、空間的知性

  論理数学的知性、音楽的知性、身体運動的知性、感情的知性などすべての能力には臨界期(その機  

  能の獲得・発達にとって最も重要で、その期間での影響が生涯にわたって続いてしまう期間)があ

  り、どれもが生後から8~12歳までに入ると考えてよい。

  外国語の習得は8歳までが臨界期として重要な時期である。それまでにネイティブな英語をきちん

  と経験・学習しておけば、英語の能力はかなりしっかりと確立する。逆に言えば、それ以降にいく

  ら英語を学んでも、たいていの場合ネイティブと同等のレベルになることはかなり困難だ。」

  もっと早くにこの本を読んでいれば、私も子供にもっと熱心に語学をやらせたのにと思います。

  大人になっても伸び得る能力はスポーツ、記憶、多くの情報・経験を踏まえて未来に向かって適切

  な答えを出す知性だそうです。

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