昨日サントリーホールに、ペーテル・ヤブロンスキーのピアノリサイタルを聴きに行きました。
ヤブロンスキーはスウェーデン人とポーランド人のハーフで、5歳でドラム、6歳でピアノを
始め、9歳でジャズの巨匠マイルス・ディヴィスが絶賛。
その後ロンドンの王立音楽院に在学中、アシュケナージに見出された異色のピアニスト。
プログラムはベートーヴェン「7つのバガテル1番、7番」「アレグレット」
「エリーゼのために」「ソナタ17番テンペスト」
リスト「バラード2番」「ハンガリー狂詩曲15番」
ガーシュウィン「3つの前奏曲」「エムブレイサブルユー」「アイガットリズム」
コープランド「4つのピアノブルースより3番」
リムスキー・コルサコフ「熊蜂の飛行」(ヤブロンスキーのジャズアレンジ)
とにかく音色が綺麗で、洗練された美しいタッチとジャズで培われた抜群のリズム感が魅力。
私はリストのバラードの演奏が、よく探求されていて一番気に入りました。
骨太でシャープな演奏をするエネルギッシュなピアニストです。