(文春文庫)★★★★★
直木賞を受賞し、映画化、テレビドラマ化もされた作品です。
東京のまほろで便利屋を営む多田の所に、高校の同級生だった行天が転がりこんで、
まきおこす人情話。
常識人で情に熱い多田と、一見変人でいい加減だが、時々的確な発言と行動をする行天は
ナイスコンビ。便利屋なので、いろいろな仕事の依頼人が登場し、
三浦しをんさんの筆にかかると、それらの人物が皆とても魅力的になります。
そして他人との出会い、つながりって素敵だなあと思わせてくれます。
この本は、このブログを読んで、ピアノの生徒さんのお母様がいい本だからと
貸して下さいました。
私もこのホームページを作成したことにより、多くの人とのつながりが広がり、
嬉しく思っています(*^_^*)