東野圭吾「祈りの幕が下りる時」

(講談社)★★★★★

加賀恭一郎シリーズ10作目。第48回吉川英治文学賞受賞作品。

東野さんの作品は、推理の中に人間ドラマがあるところが素晴らしく、

この作品も親子の切ない愛情が描かれています。

そのほか、加賀刑事の母の失踪理由や

原発作業員の労働環境も描かれていて、

内容の濃い小説です。

「容疑者Xの献身」のように善人が殺人を犯さざるをえない状況が、

読後とても切なく感じました。

 

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